精油の中には排卵や生理の周期を促す作用があるものや、刺激の強いものなど、妊娠中にはふさわしくないものがあります。たとえば、場合によっては原液のままつけられる精油でさえ、妊娠中は使用できないものもあります。安定期(5〜7か月)に入るまではすべての精油の使用を避けましょう。妊娠、出産は病気ではないとわかっていても、ホルモンのバランスが通常とは違ってくるため、体調に乱れがでてきます。吐き気、便秘、背中や腰の痛み、足のむくみなどの不快感に加え、精神的な不安も抱えがちです。そんなときはハーブの穏やかな効用を役立てます。妊娠初期にみられるつわりには、ペパーミントのハーブティーがいいでしょう。妊娠後期(8〜10か月)に入ると一部の精油を使用できます。あくまでも香りによるリラックス効果を期待した使い方で、心地よいと感じることが肝心です。低濃度で使用して、少しでも気分が悪くなったら中止します。無水エタノール10mlにイランイランかネロリの精油を1〜2滴加えて混ぜたあとに、精製水を40ml加えたローションを部屋にスプレーすると、気持ちを穏やかにしてくれるでしょう。また、背中や腰が痛むときは、キャリアオイルだけを使用してマッサージを。ホホバオイルかマカデミアナッツオイルを手にとり、背中から腰にかけてパートナーにやさしくさすってもらいます。出産後はたるんだ体型をもとに戻すために、ホホバオイル30mlにラベンダー2滴とネロリ1滴の精油を加えたオイルで軽くマッサージします。赤ちゃんが触れるバストなどは使用を避けます。ほのかに香る程度なら赤ちゃんにも問題ないでしょう。
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