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物流会社の配達サービスを有効活用する

ヤマト運結が始めた小口宅配業務「クロネコヤマトの宅急使」はその利便性から大きく伸張した。その後、日通が「ペリカン便」、西濃運輸が「カンガルー便」など大手物流会社がこぞって後続参入し、その取扱い高も年間およそ一六億個(九七年、運輸省統計)にものぼっている。料金面では、郵便局より高いものの納得性の高いサービスの提供でユーザーに支持されているのは周知のとおりである。提供しているサービス内容も競争の激化から多様化してきている。これら物流会社の提供するサービスをECのインターネット通販にもうまく有効活用して、ユーザーにとって利便性の高い配達サービスを実現していくことが顧客の満足と信頼を勝ち取り、ひいてはリピーター客の増加につながることになる。以下に、物流会社の提供している配達関連サービスの主なものについてふれることにしよう。「?自宅集荷サービス」このサービスは民間の宅配業者は基本的に電話一本でいつでもどこでも対応してくれる。しかし、地域によって荷物の収集回数が異なっている場合がある。回数の少ないところは、収集時間によっては当日受付に間に合わず配達が遅れてしまうことになりかねない。配達リードタイムをできるだけ短くするためにも、集荷のスケジュールについては、使用する物流会社とよく打ち合わせしておくべきである。「?持込割引サービス」一部の物流会社では、集荷ではなく、営業所や代理店に直接持ち込む場合には持込割引をしているところがある。このサービスを利用すると一荷物あたり百円程度の割引を受けることができる。「?届日指定サービス」これは、文字どおり届ける日を指定できるサービスである。どうしても指定した特定の日時に届けたい場合は、オプションサービスのタイムサービスなどの利用ができる。ただし、この付加サービスにはオプション料金が別途かかる。「?届時間指定サービス」届時間帯指定配送は基本的に無料で利用できる。午前、午後、夜問といった三種類の時間帯指定や、業者によっては「一〇時〜一二時」など五種類といったもう少し細かい時間帯指定ができるところもある。状況に応じてうまく使い分けよう。「?着払いサービス」着払いは、商品の送料を送り先の受け取る人から直径受取り時に支払ってもらうもので、送料は物流会社の配達担当者が回収するものである。送料を送り先の負担という条件で販売している場合などは、このサービスの利用で送料の回収を気にせずに商品発送することができる。