だいぶ回り道をしましたが、テンプターズのエピソードに戻ります。松崎は曲を作るにあたってストーンズを真似ようとした。つまり意識的にせよ無意識的にせよ、イギリスのホップ音楽を通して間接的に、アメリカの黒人音楽に影響された日本のうたを作ろうとしたわけです。(忘れ得ぬ君)の出だしは、ストーンズの前年の大ヒット曲(黒くぬれ)の頭とよく似ています。「ノーノーノーノノーノノ」ときて、ここで長2度ずつの上がり「ノノノ」(ソラシ)が続く。
(参考情報)
いきものがかり 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
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Juliet 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
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板野友美 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/50377
2節目の締めの「ノノノ」は「ソララ」となる。萩原のハーモニカが始まって、松崎のボーカル♪「忘れ得ぬ君ゆーえ、遠い道をひとーり、風が吹きすさーんで、おれを孤独にすーる」。「ソラシ」と「ソララ」の長2度の上がりに、すごく気合いが入っています。舞台で松崎は涙を流し、首を振って涙粒を飛ばしました。たしかに作曲にストーンズやビートルズの洗練はありませんし、歌詞もまったくの昭和的常套句ですが、節を締める長2度の感覚が、ある種素朴な真心を伝えています。萩原のハーモニカが、このソラに、ある懐かしい味を添えています。彼らにその自覚があったのかどうかは知りません。単に英米の最新の流行をかっこよかっていただけかもしれない。にもかかわらず、彼らは日本の土俗を吐き出しているのです。