仕事をしていると、その仕事のビジネス上の価値を離れてそれを行うこと自体に価値があると思ってしまう場合があるし、また、そうした仕事(たとえば売れていない雑誌の編集など)を気に入ってしまうこともあるものだが、たいていの会社では遅い早いの違いはあっても経済原理が働くので、その仕事が高く評価されなくなったり、仕事自体が消えて、その仕事に最適化された自分のスキルが無駄になったりする。どこの会社で、どんな仕事をする場合でも、自分の仕事は、最終的に会社の利益(必ずしも利益でなくても、損失の縮小でもよい)にどのようにいくら貢献しているのかということを知っておく必要がある。
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これを知らないで働いているのは、鈍感で、不用意だ、と言うべきだろう。そして、できることなら、一つの会社の中であっても、利益貢献の大きい、スキルとしても将来性のある仕事になるように、自分の仕事を選択したい。部署の移動を伴うような仕事の変更は、なかなか自分から持ちかけて実現することが難しいが、それでも、ある程度の時間をかけて社内で働きかけを行えば、実現できる場合があるし、一つの部署の中で仕事として何を行うかといったことは、心がけ次第で、かなりの程度自分の思いを通すことができる。たとえば、新しい仕事を思いついたら、これを提案するとともに、自分で手を挙げて、その仕事がうまくいった場合には、そちらに仕事のウェイトを移せばいい。利益貢献の大きな仕事であれば、使う側もこれを認めるはずだ。